Joseph's vision

@josephhvisionが下品な話題を極力控えて出会いやナンパについて140字以内で収まらないネタをつぶやくBlog。

ラストオーダーついでに近くのテーブルの巨乳に一声掛けてみた -出会う技術⑥-

まだまだ平日のど真ん中だというのに何故か家路につく気になれず、意識的に終電をスルーした。
良い店でムードたらたらに飲みたいわけでもなく、無性にレモネードが飲みたくなり横浜駅西口のHUBへ入った。

終電を過ぎた時間ということもあり、店内の客は疎ら。
明日遅くまで寝ていられるのかそういう訳でもないのか、
カウンターには4、5人程の大学生のグループや、くたびれた様子のサラリーマンがちらほら。
円卓には遅めで軽めの夕食なのかボールのサラダを食べている女性がいる。

カウンターでレモネードを受け取ると、
ボーっとスクリーンを眺めやすそうな適当な距離の円卓についた。
とにかく帰ること自体が非常に面倒くさく動きたくない気分だった。
何も考えず大きなスクリーンを眺めながら酸味のよく効いたレモネードを飲み始める。


明日は遅れずに出社出来るだろうか。
特段イベントがある訳でもないし、
遅れようが適当に出社出来れば良いと投げやりな自分が勝ってしまいそうだ。
雨なんか降りそうなものであれば、
わざわざ傘までさして外へ出るのも億劫なくらいだ。
何より傘のような不完全なものに頼りたくない。


このままゆっくりと飲んでいたいという思いは非常に強かったが、
よくよく考えてみると閉店時間は25時であったとふと気づいた。
スタッフが順々にラストオーダーの案内に回っている。
これだけ飲んでさっさとタクって帰ろうと、
我に帰るように僕のところへやってきたスタッフに追加のオーダーが不要な旨を伝えた。
グラスのレモネードは半分より少し減ったあたり、これを20分くらいかけて飲んで帰ってそのまま寝よう。

大学生グループがガヤガヤと店を後にして行く。
ついでにぼーっと周囲を見回すと先ほどの女性もサラダを食べ終えようとするところだった。
よく見ると目がパッチリしていて、胸元もロケット状に突き出すフォルムなのが気になった。
もう帰るわけだしどうせならと、無意識に席を立ってお姉さんの方へ近づき声をかけた。
「すみません、ラストオーダーって言って周ってたじゃないですか?何か頼まれました?」
「いえ、もうこれ食べて帰ろうかなってとこなので。どうしました?」
「あ、何かすみません急に話しかけちゃって、
 僕も似たような状況なんですけど、もし良かったら一杯だけご馳走させてください」
「あぁ、まぁ良いですけど。どうしよう、そっち移れば良いですか?」
「そうしましょうか、僕オーダーいけるか聞いてきますね」
「じゃぁそっちへ移ってますね」
僕はカウンターの中へ戻ろうとするスタッフに声をかけ、
やっぱりオーダーしたいとの意思を伝え、お姉さんが加わった元の席へ戻った。


「OKらしいです、何飲まれます?」
「うーん、じゃあタランチュラで」
「おっと蜘蛛ですね?(笑)」
「確かに(笑)」
「僕はさっきと同じので。ちょっと買ってきますね」
「有難うございまーす」
2人分のドリンクを手に席へ戻る
スクリーンに映し出されたJakkasを眺めているお姉さんとそれとなくグラスを合わせる。
何の仕事をしているのかは分からなかったが、
翌日が休暇だとのことで、この後一人でダーツをしに行くとのことであった。
話題がスクリーンのJakkasに移る。
調度ゆで卵をしこたま口へ含み、むせかえって吐き出すシーンが繰り返されていた。


「海外のこういうヒト達って本当日本人のソレとは比べものにならない感じでぶっ飛んでますよね」
「ワタシこういう意味なさそうなことで競い合ってる感じ好き(笑)」
「僕はどっちかと言えばくだらないと思ってしまう方ですね。でもまぁ漫才とかよりはこっち派かも(笑)」
「何か海外のヒトって意思をもったら何も考えずそっちへ一直線に突っ走っちゃう感じが良い(笑)まぁ偏見入ってるかも」
「そう言えば、何年か前に世界の日本人ジョーク集だったか、著者の別の作品だったかも知れないですけど、
 ロシア人を奥さんにもらったらとにかくカラダを毎晩求められるから身が持たないとかそんな記述がありましたね」
「へぇー。男性もそうなのであればワタシロシアのヒトと結婚したいかも」
「ほぉ。ずっとしてたい感じですか?」
「どうなんだろ。まぁとにかく今の彼がそっちがダメダメでさ」
「確かに相性やそこんとこの価値観合わないとしんどいかも知れないですね」
「本当そんな感じ」

他愛もない会話を交わしながらグラス一杯ずつのドリンクは25時を15分程回った辺りで底をついた。
「この後ダーツでしたっけ?」
「そうだね、休みの前の晩はここ最近日課になってるの。行けば顔見知りにも会えるかもだし。良ければ一緒に来る?」
「あぁ、僕ダーツとかビリヤードとかその手の遊びは全くやったことないんですよ」
「そうなんだ。以外」
例え出来たとしても、この時間からそんな遊びをするくらいなら帰って寝たいと思いながら、
荷物を纏め地上への階段を上がり店の外へ出た。
この展開だしとふと思い立ってお姉さんに突拍子もない打診をしてみる。
「あのー、さっきロシア人の話してたじゃないですか?」
「あぁプレイの話ね。それが何か?」
「いや、何か最近満たされてない的な風に聞こえたんですけど、僕結構そっちガツガツ行っちゃえる自信がある方で。。」
「へー。だから何?」
「嫌じゃなければですけど、僕で満たせるかどうか試してみてもらえないかな?みたいな(笑)」
お姉さんは僕の目をじーっと見たまま視線を逸らそうとしない。
「ふーん。ってかこの辺どこか部屋あるの?」
「少し歩けばホテルがありますね」
また少しの沈黙が流れる。その間視線は変わらず僕の目を捉えたままだ。
「分かった、行こう。でもワタシ本当に手強いよ?」
言ってみるもんだと、僕は胸を撫で下ろしながら答える。
「問題ないです、僕も自信ありますから(笑)」

僕とお姉さんは足早にホテルへ移動した。
見栄を張ってみたはものの、この状況において強い眠気が襲って来た。
せめてドキドキしながらいつものような素早いブラ外しでリズムを作りたい。
気後れしていたためか、そう思った時には既に遅くお姉さんが後ろ手に自らホックを外し、
堂々と上半身を晒したまま僕の目の前に立っているではないか。
僕もそそくさと着ているものを取っ払い、一緒に浴室へ入りシャワーを浴びた。

ベットに二人重なるように横になっても嫌な予感は的中し、
お姉さんの手の上で転がされているかの感覚に襲われる自分がいた。
こちらのカラダが思うように動かないのもさることながら、お姉さんの舌テクにお手上げの状態なのだ。
機転を変えた僕は早々に負けを認める。
「こんな筈じゃなかったというか、お姉さんの方が上手ですね…。僕もう無理です」
「じゃーワタシの勝ちね!あーぁ、何か賭けとけば良かったー(笑)」
「こえー(笑)」
「無理って言ってもきっちりイってもらうから(笑)」
お姉さんの好きなようにされながら、僕はそのまま果てた。

深夜時間帯であったのでそのまま朝を迎えて出社前にリベンジという選択肢もあったが、
2人で笑い話をしながらホテルを後にした。
名前と連絡先は次会ったらと言いながら別れた。
同じ方向に向かうのに横断歩道を1つずらす形で通りを渡りながら、互いに横目で見合い笑い合った。
タクシーを止めながら、やはり予定通りダーツバーへ行くと言うお姉さんの後ろ姿を眺めた。
きっともう出会うことはないだろう。
普段であればこの流れならばこの後数回は連絡を交わし会うタチの僕であったが、今回はこれで良いと思った。
理由は判然としない。
ただこんな出会い方もたまにはあるだろうと妙に納得している僕がいた。

www.josephhvision.net