Joseph's vision

@josephhvisionが下品な話題を極力控えて出会いやナンパについて140字以内で収まらないネタをつぶやくBlog。

終電後の大通りでタクシー難民と意気投合した結果 -出会う技術㉒-

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同級生宅の帰り道。
最寄駅のホームで電車を待ちながら同年代位の女性が目に留まる。
すかさず声をかける僕。
「おねーさんお仕事帰りですか?」
「あ、いいえ。お友達の家でパーティしてました」
「ちょっと…、めちゃオシャレじゃないですか。電車来るまで喋ってて良いですか?」
「はい。電車来ませんね(笑)」
日中や通勤時間帯は間髪入れずに次々と電車が行き来する東急東横線も終電間際になるとグンとその間隔は広がる。

10分しない位待っていると上りの各停車両が到着したのでおねーさんと一緒に乗り込んで扉の側へ立ったまま会話を続けていた。聞けば僕の1つ歳上の人妻らしい。真面目そうだが全然しっかりしてなさそうだ。
そして奇遇にもおねーさんの最寄り駅は僕と同じだった。
やることもやった帰りだしと少し気持ちの余裕があった僕は最寄駅で下車する時、気分が良いついでに打診してみた。
「急ぐの?金曜だしせっかくだからそこらのベンチで軽いタッチで1杯付き合ってくれたら嬉しいんだけど(笑)」
「まぁまだ少し早いし良いですよ。1杯だけですよ?」

駅前のコンビニで缶ビールを買って大学キャンパス内のベンチに腰を掛けて乾杯した。
おねーさんは酒には弱そうだ。段々と体がくっついてくるしこちらへのボディタッチも増える。
だが肩に手を回したときに言われた。
「すみません、私そういう免疫全くないので…」


顔を近付けると目を閉じる。
そのまま唇を重ねることも出来たのではあるが、馴れていない相手に頑張る程の元気は残っていなかったこともあり、取りあえず終電過ぎ頃までゆっくりと時間をかけて缶ビールを1本ずつを飲み干した。もちろん連絡先も交換した。
このおねーさんとは最寄り駅も同じという事もあるし、その内都合をつけて会うにしてもそう難しいことではないと思った。それより人妻でありながらこのように簡単に異性と連絡先を交わす辺りのおねーさんの夫婦関係が若干心配になった。

おねーさんを見送りにと駅方面に2人で手を繋いで歩いた。
駐輪場の手前でここでお開きとしようとした時、駅前の大きな通りを渡った先に一人のお洒落な女性がこちら側に歩いて来るのが目に入った。まだ少し距離はある。


僕はおねーさんとの解散を少し急いだ。
不自然だったかと少し気にしながらも、都合の良い時間帯などを確認しおねーさんを見送った。

おねーさんと解散した頃にはそのお洒落さんは駅と僕を少し通り過ぎ、通りを横浜方面に向かって歩いていた。
とにかく先を目指して歩いてますといった様子でたまに携帯を目にするがこちらには気付いていない。
終電過ぎのこの時間帯だ。とにかく早く帰りたいのだろう。

僕は通りを斜めに横断し、お洒落さんを追い抜けるくらいのスピードで小走りに後を追った。人通りはチラホラとあるが他人の目なんてどうでも良い。
斜め後ろまでの距離に来たタイミングで声を掛けた。
「すみませーん、タクシー拾おうとしてる人ですか?」
「いや、あの…、大丈夫でーす」
ガン無視されるわけでもないが立ち止まってくれそうではなかった。
が、一応作り笑顔で一瞥して返してくれた隙を僕は見逃さない。
こう感じ悪くしないように取り繕ってくれる人は話を聞いてくれるものだ。
僕は続けた。
「どこから歩いてるの?オレも一駅歩いたよ。結構先まで歩く感じ?」
「あぁ、一応行きたいのは新横なんですけど、タクりたいけどこの時間捕まらないですよね」
歩くスピードが落ちる。

少し話しただけだが思った通り会話が成り立つ相手だと分かった。
どうしようかと迷ったが僕は続けた。
「きっと同じ方向ですよね?あれだったら喋りながら歩かない?」
「え、いやぁ…、でも大丈夫です(笑)」
「じゃぁオレがタクシー拾ってあげるよ」
「でも全然空車走ってないし(笑)」
「そこ!どうせ今歩いてても疲れるだけだよ。少し時間を置いて空車を拾う方がいいと思うなぁ。わかった、とりあえず一杯だけ飲みながら歩こう。そうこうしてるうちに空き出て来るって(笑)」
「え、飲むの?(笑)」
「今決めました!(笑)」
当然で想定内の反応なのでサラッと流した。
「お茶かコーヒーでも言いよ。あ、調度あんな所にコンビニ!(笑) 調度信号も青だ!」

僕はお洒落さんの手を引いて信号青と言いながらまた通りの信号大分手前を斜めに横断した。
「ちょっ、マジで…?」
お洒落さんは呆気にとられながらも一緒に通りを渡ってくれた。
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