Joseph's vision

@josephhvisionが下品な話題を極力控えて出会いやナンパについて140字以内で収まらないネタをつぶやくBlog。

【リアル版】もえさかるほのお -Joseph's Issues.0011-

郊外に釣りに行った。
高速に乗って待ち合わせ場所まで気ままにドライブを楽しむはずだったのだが、何か気になる品の無い変な色をしたMercedesが目の前をチラついてた。
「田舎のガキが」くらいに思いながらも、目の前をノロノロと邪魔くさいので追越し車線から一気に追い抜く。
するとどうしたものか、追い抜いたはずの品の無いメルセデスが抜き返して来て、また前に出て来てはノロノロと走行を続けるのだが結局4回くらい同じことをやり合った。何なんだ。

中間地点を抜けて暫くそのまま走行しながら目的のICまでの距離の表示が見えた辺りで「そろそろ決着付けなければ」とこちらもいきり立って追越し車線から一気に加速して追抜き、そのまま加速を緩めずICのETCレーンの列に並んだ。
するとどうだろう。後方に目をやると追い抜いて距離を開けたはずの品の無いMercedesがピッタリとつけている。

窓から手を出して何やらこちらに合図をしてくる。路肩に寄せろと言っているようだ。めんどくさい。
運転席から降りて品の無いMercedesの方に向かうと、あちらからも20代前後のタチの悪そうなガキが4人降りてきた。
「もういいや」と思って、その品の無いMercedesのバンパーに思い切り蹴りを入れてヘコませてやると意外にその後追いかけて来ることなく、無事目的地へ辿り着き釣りを楽しんだ。

前置きが長くなったが僕は釣りをしない。臆病者の僕は他者とのいざこざも極力避ける。
この話は僕が駆け出しの頃職場で非常にお世話になった大先輩から聞かされた驚きのエピソードだ。
車に蹴りを入れてヘコませるくらいであれば誰でも経験があるだろう。
もちろんコレにはおまけが、と言うよりその先にメインのヤマ場が待っていた。

久々の釣りだったのもあり、それっぽくチョッキみたいな上着を着ちゃったりなんかして少し張り切っていた。
その日は現地に泊まりだったこともあり、上着のポケットにはウイスキーの小瓶みたいな携帯用のボトルのウォッカを備えていた。
品の無いMercedesからガキが降りて来た時、さすがに4人もいるし何でもやって来そうな雰囲気だった。
だがもうここで後には引けない。
自分の身は自分で守らなければならない。

ウォッカの入ったボトルをポケットから取り出して蓋を開け、それを少な目にひとクチ含んでZippoの火をつける。
鼻から大きく息を吸い、そのZippoに灯した火に目掛けて思い切り霧吹きのごとく一気に吹きつけた。



ハリウッドセレブから火がついた??コンブチャスリム

らしい。
彼がにこやかに言う。
「久々に火吹いちゃった(笑)」
相手の4人が彼の後を追わなかったのは正解だったのかも知れない。
彼らを目掛けて吹かれたモノかはさて置き、目の前で火を吹かれた瞬間それはもう驚愕したに違いない。
そうやって先手を打った後のバンパーへの蹴りなんてものは、もはやあっても無くても取るに足らないモノだっただろう。

同じ会社に居たころ、首の骨を骨折してたった1週間だったけど休暇を取ったしたことがあった。
その時聞かされていたストーリーは、
屋根の端っこに蜂が作ったでかい巣を突ついて落としちゃおうと、
酒に酔った状態で2階の窓から雨樋を掴んで身を乗り出し、支えてる手を持ち直したと思ったら握っていたのは空気だった、と聞かされていた。
再会した時に本当の話を聞けた。
当時同棲してた女性に2階の窓から突き落とされたらしい。
一体何をやればそうなるのだろう。

このヒトには何をやっても見透かされている、そんなオーラがあって職場で指摘を受けても素直に聞き入れてしまうのだった。世の中にはいろんな人がいると言うが、大抵事前に聞くほどパンチが効いていない。僕も話のネタには事欠かない方であるが、持ち合わせているネタのバリエーションとインパクトのレベルが違い過ぎるこのヒトにはいつも何をやっても敵わないので悔しい。
そしてこういうヒトに限って無駄が無く仕事が出来るのでズルいとさえ感じる。
僕が目指す先はココ。